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東京都で介護職に指名制導入か|混合介護が介護の未来を変える

こんにちは、さかもと ままる@mamaru0911です。

前回のエントリーで、時代が多様化は止まらないと書きました。

40代50代で失業したら?中高年の転職に介護福祉業界をすすめるたったひとつの理由 - 介護士ベイベー

そんな折り、こんなニュースが飛び込んできました。

介護職員 都など指名料を検討 | 2017/2/10(金) 9:29 - Yahoo!ニュース

東京都と豊島区が、介護に関しての「指名料」を見当しているということです。

介護福祉・医療の業界にも、例外無く多様化の波が押し寄せています。

最近特にニュースでも取り上げられる機会の増えた「混合介護」、そのメリットとデメリットを考えてみましょう。

今日はそんなお話です。

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混合介護とは?

介護サービスには、介護保険の範囲内で行われる「原則一割負担」のサービスと介護保険外で行われる「全額実費負担」のサービスがあります。

「混合介護」とは、この2つが組合わさった「介護サービス」のことを言います。

 

最近では、特に話題になることの多い「混合介護」。

実はここに、日本の介護業界の未来が掛かっているといっても過言では無いのです。

混合介護の必要性

基本的な「介護サービス」は、介護保険内で行われます。

利用者は、総額の「原則一割負担」でサービスを受ける事が可能です。

しかし、現状の介護サービスは、全ての要介護者に完全にマッチしているサービスばかりではありませんので、利用者は自分の都合に合わせて「全額実費負担」の介護保険外のサービスを選べるようになっています。

例えば、介護保険内のサービスではいわゆる「日用品」の買い物が難しい利用者に変わって、ヘルパーが買い物に行くというサービスがあります。

しかし「どこそこの有名なカステラが食べたい」とか「あそこのブランドの洋服を買ってきて」などの嗜好品の買い物については、介護保険内では行えないことになっています。

つまり介護保険内のサービスでは、あくまで「生活に必要な最低限の手助け」しか行われません。

しかし人間は、生活最低限の水準の環境で満足なわけでは無いはずです。

高齢者でも、日々に喜びを持って生きたいのは当然のことです。

その為「生活に喜びを与える手助け」を介護保険外のサービスで実施しようという考え方が、最近ますます活発になっていきました。

混合介護のメリット

混合介護によるメリットは

  • 利用者の生活に喜びを与える手助けが出来る
  • 利用者が実費を払う事によって介護事業者、介護職の収入が増える
  • 介護事業者ごとの競争が起こり、利用者の選べるサービスの選択肢が増える

といったところでしょうか。

現状の介護福祉・医療の業界の抜本的な問題は「人手不足」です。

この原因の大きなひとつが「介護職員の給料の安さ」にあります。

介護保険内だけでのサービスだけでは、どうしても集まるお金に限界があります。

「介護保険外」のサービスを提供することによって、介護事業者、介護職の収入を増やす事は、現状では非常に望まれている施策のひとつでもあります。

混合介護のデメリット

混合介護によるデメリットは

  • 利用者に金銭的な負担が増える
  • 人材やアイディア次第で、事業者間に「勝ち負け」がはっきり付く

介護保険外のサービスですから、利用者の支払いは完全に実費になります。

例えば、自立歩行困難な利用者が「映画館に連れて行って欲しい」というサービスを行った場合、一般市場の価格から言っても映画代金の他に、一時間1000円以上の負担は求められるはずです。

さらに事業者が保険外サービスを行った場合、そのクオリティや価格によって「売れる事業者」「売れない事業者」がはっきりしてきます。

まさに「多様化」の波が介護業界にも押し寄せているわけですね。

東京都が打ち出す介護職員「指名料金」

東京都と豊島区は、介護ヘルパーの指名料金として一時間「500円」程度を保険外サービスとして考えているようです。

これはおそらく実現するでしょうし、東京都で仕組みが出来れば全国に波及することになると思います。

この「500円」がそのまま介護職員の手に渡るかどうかは不明ですが、介護職員の給料アップやモチベーションアップのひとつにはなると思います。

また、指名されるほどの人材を多く抱える事業所は益々利用者が増え、そうでない事業所はへたをすれば潰れる可能性もあります。

実際問題、これだけ高齢者問題が話題になっている近年でも、介護施設は潰れているところも多いのです。

これからの介護福祉・医療の世界は、ますますこの「多様化」の方向に加速するものと思われます。

介護業界をチャンスと思うかどうか

「時代の多様化」の波はどの業界にも例外なく襲っていきます。

それは人が「今より便利」を望む生き物である以上、致し方が無い事だとも言えます。

単純に「価格が安くなる」という状況でさえ「今より便利」の方向に作用している結果です。

今後の介護業界も、一般の市場と同じように「価格とサービスの競争」が充分に起こりえます。

介護福祉・医療の業界に限らず「仕事に対して、やる気のある人無い人」は存在します。

しかし介護業界のように、今まであまり競争にさらされていなかった業界に古くからいるひとは、残念ながら「やる気の無い人」が多いと言わざるを得ません。

努力が実るフィールドが無ければ、それもまた必然なのかも知れません。

しかし介護業界もいよいよ「競争」の時代に突入します。

そんな時代に生き残れるひとは、やはり「やる気のある人」なのです。

今後、超超高齢化社会のピークを向かえていく介護業界。

「やる気のある人」にとっては、大きなチャンスになることは間違いありません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

「混合介護」は、これからの介護業界の重要なキーワードです。

そして「混合介護」の時代を生き抜ける人は、利用者に選んでもらえる「優秀な人材」です。

今までは、あまり動きの無い普遍的な業界であった介護業界も、今後は年々劇的に変化していきます。

そんな時代こそ、他業種を経験した中高年が介護業界で活躍出来るはずです。

「日本の介護業界の未来は暗いものでは無く、明るいものだ。」

そうするのは、他でもない介護業界に関わる我々自身なのかも知れません。

 

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