介護 転職

【常勤介護士】あなたの介護技術は向上していますか?|違う現場を見て「井の中の蛙」にならないようにしよう

こんにちは、現役介護士のさかもと ままる@mamaru0911です。

僕は現在、派遣夜勤専従と日勤パートで介護士としてWワークをしています。

いくつかの介護施設で働きましたが、そこに務める常勤介護士(正社員)を見ていると、一様に感じる事があります。

同じ施設に長年勤めると、仕事どうしてもマンネリ化したり、単調になったりしますよね。

特に介護施設での仕事は日々繰り返しの毎日です。

仕事が安定する事は良い事です。

しかし安定の裏側には、マンネリと言うデメリットがあります。

今日は介護士としてのスキルアップについてお話しします。

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介護施設での仕事

介護施設での仕事は、毎日単調に成りがちです。

それはある意味では利用者さんの為でもあります。

高齢者で、さらに認知症などを患った方は特に「変化」を嫌います。

いつも置いてある場所に、テレビのリモコンが無かっただけで混乱してしまう利用者さんもいます。

ケアの仕方もいつも同じ方法が基本です。

もちろんケアプランの変更があった場合など、変えることもありますが基本的には「昨日と同じ」行動が施設で働く根本になります。

これは逆に言い換えると「単調」「マンネリ」に成りがちです。

特に僕のように様々な介護施設で働く人間ではなく、常勤としてその場所だけで働き続ける人にとってはなおさらでしょう。

施設によってケアの方法は様々

僕は今まで「総合病院」「有料老人ホーム」「超高級老人ホーム」「特別擁護老人ホーム」での勤務経験があります。

利用者さんのケアの方法は、各施設ごとに大きく違います。

それは施設ごとの人員配置に左右されているのが現実です。

人員が多い施設は、それだけ一人の利用者さんに掛ける時間が多く、より細やかな気配りやケアを行っています。

人員が少ない施設では、介護士がいかに細かく介助をしたいという気持ちを持っていても、物理的に不可能というケースが少なくありません。

介護士は細やかなケア方法を知る必要がある

僕が複数の介護施設で働いてみて、一番大きく感じた事は「常勤介護士の当たり前」です。

人員の多い、ゆとりのある介護施設で働くと、ケア方法や介護技術が身に付きます。

しかし慢性的に人手不足の施設では、そういったことは実践する暇も教えてもらう暇もありません。

ある程度の介護技術が身に付けば、時間に追われるような施設でもそれなりな気配りを発揮出来るようになります。

しかし最初から余裕の無い施設で、常勤として働いてしまうとその現場が「当たり前」になってしまって細やかな介護を利用者さんに提供するという意識すら持てていないのが現状です。

これは介護施設に限らず、一般企業にも言える事ですが同じ職場に長年務めると「井の中の蛙」に成りかねないのが人間というものです。

なぜ常勤介護士は同じ職場で働き続けるのか

ひとつの介護現場だけで、介護のキャリアを積み続けている人は少なくありません。

その一番の理由は「自分が楽だから」です。

同じ施設で働き続けると、まず利用者さんの状態や人柄に慣れていきます。

これは慣れれば慣れるほど、介護の仕事は楽になってきます。

さらにそこの施設での他のスタッフとの人間関係も出来て来ます。

当然、コミュニケーションも楽になっていき働きやすくなっていきます。

数年同じ施設にいれば、リーダー職や介護とは別の役割も担うようになります。

そうなると中々他の施設に転職しようと思わなくなるのが、普通の人だと思います。

日々、仕事に多少の不満はあっても自分が「慣れている」その現場で働き続ける人が多いのは、概ね以上のような理由が大きいと思います。

違う現場で働いてみる重要性

転職とは行かないまでも、他の施設での仕事を経験する事は介護職を続けていくにあたって必要なことだと僕は思います。

自分の中の「当たり前」を払拭してくれることも多いですし、新しい環境で働くことは自分自身のスキルアップに大きく貢献します。

もし現在常勤介護士として働いていて「転職」を考えている人がいたら、是非違う現場を経験して欲しいと思います。

派遣、パートの上手な使い方

一度常勤(正社員)として働き始めると、その環境を変えるのは中々難しいものです。

転職を考えているなら、まずは派遣介護士として働いてみてはいかがでしょうか?

派遣介護士の派遣先との契約は、通常2カ月か3ヶ月です。

そこで働いてみて、複数の派遣先で介護技術やノウハウを学ぶのは介護士としてのキャリアに大きく役に立つものだと思います。

その中で、働きやすい職場があればそこで常勤になるのも一つの手段だと思います。

その際、注意しなくてはいけないのは「派遣会社選び」です。

優良な派遣会社を選ばなければ、働きがいのある施設は紹介してくれません。

僕の働く派遣会社では、優良な派遣先でかつ高収入な現場を紹介してくれます。

介護業界、派遣介護士として働く以上、登録している派遣会社は最も重要な要素です。

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介護系でよくあるブラック介護事業所のような「釣り求人」は一切ありません。

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が対応エリアになっていますが、ご自分のお住まいの地域が対応エリア外になっていても、一度きらケアに問い合わせてみたら良いと思います。「先月までは対応外でも今月になったら対応していた」なんてことがある位、きらケアの事業拡大の勢いは凄まじいのです。

ままる
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まとめ

介護職は日々同じ事を繰り返すのが基本です。

それだけに、なかなか新しい知識や技術が身に付き辛い部分がどうしてもあります。

給与面も含めて、今の現場に満足出来ないような方は是非「派遣介護士」としての転職をおすすめします。

今まで見えなかった新しい介護職の魅力に、気がつけるかも知れませんよ。