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腰痛持ちは介護職に就けないのか?|介護職での腰痛の原因とその悩み対策

こんにちは、現役介護士のさかもと ままる@mamaru0911です。

僕は43歳「無資格・未経験」で異業種から、介護福祉・医療の業界に転職して来ました。

現在は介護業界で今最も勢いのある介護派遣会社であり、トップクラスの高単価案件を豊富に持つ、コンプライアンスもしっかりとした優良派遣会社きらケアで「夜勤専従介護士」として、またカイゴジョブで紹介してもらった「日勤パート介護士」としてWワークをしています。

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ままる
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介護士=腰痛

というイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか?

さらに

「腰痛持ちは介護士にはなれない」

そんなイメージもあると思います。

実際僕は、以前からひどい腰痛持ちです。

そんな僕が、現在は介護士としてWワークしています。

今日は介護士と腰痛の関係についてお話したいと思います。


僕の腰痛の歴史

現在43歳の僕が「腰痛」になったのは20代半ばの頃です。

当時は飲食業をしていて、体力には自信があったころです。

自信があったのが逆に災いし、新規の開店準備で張り切った僕はビールケースを持ち上げた際に

グキッッ

っとやってしまいました…

それ以来約20年、僕は腰痛と付き合い続けています。

飲食業や介護職に多い腰痛

実際、飲食業や介護職、運送業などの「体を使う」仕事に腰痛持ちは非常に多いと思います。

それだけ腰に負担が掛かる体勢を強いられる仕事なので、半ば必然であると言ってもいいくらいですね。

実際問題、人によって腰痛になりやすい人、なりにくい人はいると思います。

極論、腰痛になりやすい人はどんなに気をつけていても、仕事の環境によっては、なかなか腰痛は避けられないとも言えます。

介護職での腰痛の原因

腰痛への懸念は全ての介護職の共通の悩みだと言えます。

介護職での一番の腰痛の原因は「移乗介助」です。

車いすからベッド、ベッドから車いす、特に全介助を必要とする高齢者を移乗すのに、どうしても介助者が腰を痛めてしまうケースが多いと言われています。

移乗介助の中でも、一番腰を痛めやすいのが

「入浴介助」

です。

施設などでは、入浴用の車いすごと入浴する「リフト浴」や、入浴用のストレッチャーごと入浴する「機械浴」などがありますが、自宅で介護を受ける場合、そのような設備は通常ありません。

車いすから一般家庭の浴槽内に高齢者を移乗するのは、本当に大変です。

入浴介助が必要な場合、出来れば介助者は二人で力を合わせる環境を整えなければ、介助者の腰痛のリスクは相当高まるのは事実でしょう。

腰痛持ちは介護士になれないのか?

介護職では避けて通れない「腰痛」。

では僕のように、もともと「腰痛持ち」の人は介護士になれないのでしょうか?

答えはノーです。

実際に腰痛持ちの僕は、介護の現場で働いています。

しかし、それにはちょっとしたコツがいくつかあります。

一番大事な事は「自分が腰痛もちだと認識する事」です。

自分の弱点を明確に認識していれば、それに向けた対策がとれます。

僕が介護職に就くに当たって、取った対策は以下の通りです。

  • ボディメカニクスを学ぶ

介護の入門資格である、介護職員初任者研修では「ボディメカニクス」について学ぶ場面があります。

ボディメカニクスとは、人間の身体の構造からその原理を理論的に学び、必要最小限の力で、移乗動作などを効率的に行おうとする考え方です。

もともと腰痛持ちであった僕は、自分の体を守る為にこの「ボディメカニクス」について、人一倍勉強しましたし、実際介護の現場でもボディメカニクスを充分に利用した介助を心がけています。

  • 腰痛不安が少ない介護現場を選ぶ

介護職の現場を探していた時に、気になる現場は必ず現場見学に行っていました。

そこでは入浴介助の方法や、施設の設備を確認しました。

その結果、僕の現在働いている現場では、居室での車いす⇔ベッドの移乗は、全て電動のリフトで行いますし、入浴介助も全て機械が介入します。

その結果、僕自身への腰の負担は大幅に軽減され「腰痛持ち」の僕でも介護職として働く事が出来ているというわけです。

  • 腰痛用のコルセットを着用する

いかに腰への負担が少ない現場であっても、油断は禁物です。

僕は仕事中は、必ず自前の腰痛用のコルセットを装着しています。

腰痛で離職しない為に

実際、腰痛の悪化で介護職を辞めなければ行けない人も多いと聞きます。

せっかく志をもって介護職に就いても、自身の体を壊してしまっては元も子もありません。

さらに腰は、人間の体幹の中心でもあります。

一旦腰痛が悪化してしまうと、日常生活にまで影響します。

腰痛持ちのひとは、人並み以上に自分の体に気をつける必要があります。

しかし、きちんとした考えがあれば、僕の様な腰痛持ちでも介護職で充分に働く事が出来ることも事実です。

自分が腰痛持ちだから…

という理由で、せっかく興味を持った介護職を諦めるのはもったいないと思います。

きちんとした対策をして、是非介護職を目指してもらいたいと思います。

まとめ

介護職と腰痛は、切っても切れない関係にあります。

だからこそ、腰痛やボディメカニクスに関して正しい知識を持って、充分な対策をしましょう。

一度なってしまった腰痛は、なかなか完全完治はしないものです。

一生付き合っていかなくてはいけないものですから、長い目で見て行く事も大切なことですよね。

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