高齢者問題

虫歯の原因ミュータンス菌は認知症の原因でもあった|将来自立して生活したい人は今すぐ歯医者に行かなければいけない理由

こんにちは、現役介護士のさかもと ままる@mamaru0911です。

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ままる
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(ここから過去記事↓)
虫歯の原因「ミュータンス菌」が「認知症」の原因のひとつである、という研究結果を、2017年2月9日「京都府立医大」の渡辺功助教(口腔衛生学)らが発表しました。

お口きれいで認知症減? 虫歯菌が関与 – 共同通信 47NEWS

高齢者の生活を大きく変える「認知症」。

その原因が「虫歯」と関係しているということは、今まで決定的に裏付けされていませんでした。

自分が高齢者になっても自立し続ける為に、口腔ケアはいかに重要であるかということが立証されたというとでもあります。

今日は認知症と虫歯(ミュータンス菌)についてのお話です。

Ho hiss le dentifrice

認知症の原因

日本の認知症の患者数は年々増加しています。

2015年では300万人ほどですが、2035年には445万人に達すると予想されています。

また、年齢別の割合をみると85歳以上の人の4人に一人が認知症であるとされています。

認知症 年齢別

http://www.mental-navi.net/ninchisho/rikai/byoritsu.html

認知症の種類

ひとくちに「認知症」といっても様々な種類と程度があります。

  • アルツハイマー型認知症

認知症の中で一番多いとされています。

男性より女性に多く発症します。

  • レビー小体型認知症

アルツハイマーに次いで多い認知症です。

男性が女性の2倍多い認知症です。

  • 脳血管性認知症

こちらもアルツハイマーに次いで多い認知症とされています。

脳梗塞、脳出血やくも膜下出血等の脳の病気によって引き起こされる認知症です。

  • 前頭側頭型認知症(FTD)

脳の前頭葉、側頭葉の萎縮によって引き起こされる認知症です。

ミュータンス菌は脳出血の原因になる

今回、京都府立医大が発表したのは、虫歯の原因となる「ミュータンス菌」が、脳出血の原因になるというものです。

ミュータンス菌を保持している人は、保持していない人の14倍も認知症へのリスクが高い事がわかりました。

それではこの「ミュータンス菌」を詳しくみていきましょう。

ミュータンス菌とは

人間の口内に棲む「ミュータンス菌」は先天性のものではありません。

生まれたばかりの赤ちゃんには、ミュータンス菌はゼロです。

口に入れたスプーンや、食べ物から感染して口内に定着するものなのです。

成人の90%には虫歯があるとされていますが、4人に一人は「ミュータンス菌保持者」であるとされています。

家庭に赤ちゃんや子供がいる場合、特に食事などでの感染に気をつける必要があります。

ミュータンス菌と認知症の原因になる理由

口内に棲むミュータンス菌が、口内に出来た傷などで体内に入ります。

その後ミュータンス菌は、血管を通って全身に行き渡ります。

その一部が脳血管に入り込み、脳血管の内皮膜を溶かします。

さらに脳血管の外皮膜にあるコラーゲンと結合し、浸食していきます。

白血球はミュータンス菌を退治しようとしますが、誤ってコラーゲンまで破壊してしまい、その結果脳出血が起こるというわけです。

脳出血は認知症の原因のひとつでもありますので、そのリスクを劇的に上げてしまうということです。

歯の本数も認知症と関係がある

ミュータンス菌の有無だけではなく、歯の本数も認知症の発症と関係があることがわかっています。

「モノを噛む」

という行為は、その度に脳へ信号を送っています。

歯の本数が少なくなり、噛む行為が少なくなればなるほど、その信号は送られる機会が減ります。

そのような理由で、65歳以上で歯が20本以上ある人と9本以下で入れ歯も使ってない人との認知症発症率は、2倍ほども違うと言われています。

高齢でも自立していたいなら口腔ケアを大切に

日常生活で「歯」のケアをどうしているでしょうか?

歯磨きは丁寧に行っている物の、なかなか歯医者でケアをする人は少ないと思います。

日本は「歯のケア」という分野ではかなりの後進国です。

人間の歯は親知らずを除くと28本あります。

70歳以上で自分の歯が何本残っているかの平均を調査した所

  • 日本 9本
  • アメリカ 17本
  • スウェーデン 20本

という驚愕な数字が出ました。

この最大の原因は、歯医者での口腔ケアです。

欧米では「虫歯にならない為に歯医者に行く」という意識が当たり前に根付いているのに対し、日本では「虫歯になったから歯医者に行く」という意識が未だに強いですよね。

最近になってようやく、日本でも歯医者での口腔ケアの必要性が叫ばれるようになってきました。

8020(ハチマルニーマル)運動、80歳でも20本の自分の歯を持とう、という運動です。

虫歯になっていなくても、半年に一度位は定期的に歯医者で口腔ケアを行う事が、高齢者になったときに自立して生きていける為のひとつの方法でもあるのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

なかなか日常生活で意識できない「歯のケア」ですが、実は先々の自分の健康にとても重要な意味があります。

「歯を大切に」

は高齢化社会を幸せに生きる為のひとつのキーワードなんですね。

スーパーボランティア尾畠さん(78)の生き方は日本の未来を変えるこんにちは、現役介護士のさかもと ままる@mamaru0911です。 僕は43歳「無資格・未経験」で異業種から、介護福祉・医療の業...