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10年後「認知症」が治る薬が完成する!?|どうなる?日本の介護業界の未来

こんにちは、現役介護士のさかもと ままる@mamaru0911です。

僕は43歳の時に「無資格、未経験」で介護業界に転職、現在は「派遣夜勤専従介護士」と「日勤パート」のWワークで介護職だけで月収40万円以上稼いでいます。

43歳未経験で派遣介護士に転職した僕の年収が500万円を超えた理由 – 介護士ベイベー

「低単価」「低収入」というイメージが強い介護業界で、ある程度の高収入を実現できた原動力は、高単価案件を多数抱える優良派遣会社ベネッセMCM に登録したおかげです。

 

 

派遣介護士として、多くの介護施設で働くとそこでは当然、多くの利用者さんとの出会いがあります。

今日は「介護」の重要課題「認知症」についてのお話です。

介護士ベイベー 未来

介護現場での苦悩

僕は「派遣夜勤専従介護士」「日勤パート介護士」として、日々多くの利用者さんと接しています。

その中で一番感じるのは、介護の大変さではなく利用者さんへのある思いです。

老人ホームなどの介護施設に入居されている利用者さんは、完全に自立されている方も少なくありません。

その様な方の日々のホームでの暮らしは、好きな時間に散歩に出掛けたり買い物に出掛けたり、気が向けばホームの中に友人を作って談笑されたり。

思い思いの趣味を楽しまれたり、まさに「老後を謳歌」されています。

 

しかし一方で「認知症」に犯されて、ご家庭での生活が出来なくなった方々も、介護施設には多数入居されています。

認知症の症状は、人によって様々ですが、常に怯えていたり起こっていたり、自分がどこにいるかさえ認識出来ない人も少なくありません。

認知症も症状が重くなっていけば、排泄の仕方や食事の仕方まで自分では認識出来なくなっていきます。

このような「認知症」の方々の人権を保ちつつ、その生活を介助するのが「施設介護士」の仕事です。

僕は日々そのような利用者さんと関わりながら、「認知症」について考えます。

僕も含めて全ての人間は、知らず知らずの内に歳を取っていきます。

その先に「認知症」があるのか無いのかによって、老後の人生は大きく変わります。

「認知症」になりたくて成った人は、この世にいないと思います。

では「認知症」を治す事は本当に不可能なのでしょうか?

認知症の治療

認知症にはいくつかの原因があることは、かなり以前から分かっています。

その中で最も割合の多いのが「アルツハイマー型」認知症です。

認知症のおよそ6割の原因に相当する「アルツハイマー型」認知症でも、現在その治療方法は確立されていません。

現在の医療で行えるのは「進行を遅らせる」ことだけです。

アルツハイマー型以外の原因も含めて、認知症は「脳」の病気や症状です。

人間の「脳」に関しては、画期的に進歩した現在の医療でも、その全貌を明らかにするのには、さらなる膨大な研究が必要と言われています。

しかし人類の医療は、数ある「難病」を治療し完治させることに成功して来ました。

「結核」や「ガン」、近年では「不治の病」の印象が強いHIV感染に関しても、完全なる治療は不可能ですが、感染者の寿命を大きく伸ばす治療法は確立しつつあります。

2018年現在、認知症を治療で元通りにすることは出来ません。

しかし近い将来、その可能性は全くないのでしょうか?

認知症治療の今

こんな記事がありました。

アメリカの大手製薬、アルツハイマー病の治療薬開発を打ち切り!一方で日本では治療法確立の動きが…?|みんなの介護ニュース

記事が長いので要約すると

  • 今年になってアメリカの「ファイザー」「ジョンソンアンドジョンソン」など大手製薬会社がアルツハイマー病に関する研究を突然やめた。
  • 一方で今年3月イギリスの研究機関が、アルツハイマー病を治療する薬が3年以内に、ワクチンが10年以内に完成すると発表した。
  • 日本の東京大学、金井教授、富田教授らが行っているアルツハイマー病の研究に期待が集まっている。

日本やイギリス(ヨーロッパ)では、アルツハイマー病の研究は進んでいて成果も出始めているが、医療大国アメリカでは研究自体が終わってしまった、という記事内容です。

特に気になるのが、イギリスの研究機関によるとアルツハイマー病の「治療薬」がここ数年以内に完成すると言うから驚きです。

一体この先、認知症の最大の原因である「アルツハイマー病」は根絶されるのでしょうか?

日本の認知症患者数

現在の日本で、認知症の患者すうはおそらく500万人を超えています。

2025年には全国で700万人以上の方が認知症になる

とも言われています。

これは65歳以上の人口の「5人に一人」という驚異的な割合で、700万人と言えば横浜市の全人口のおよそ2倍の膨大な数です。

さらに2025年には、全国で介護士が38万人不足する

と言われています。

増え続ける認知症患者をケア出来る体制は、今の所日本で取れる未来はありません。

  • 介護士を飛躍的に増やす
  • 認知症自体を根絶する

そのどちらかが出来なければ、近い将来日本は大変なことになるでしょう。

僕が介護職に転職した最大の理由

僕が「無資格、未経験」で介護職に転職したのは43歳の時。

もうすぐ二年が経とうとしています。

それ以前は自分でIT関係や飲食関係の会社を起業し、経営していました。

そんな僕がまったく畑の違う「介護業界」に転職したのは、日本の将来があまりにも不安に思えたからに他なりません。

僕の親世代である「段階の世代」が75歳以上になるまで、あと数年、さらに僕ら「団塊ジュニア」が高齢化するまであとほんの20年程度です。

そうなった時、日本の介護業界は今のままでは増え続ける高齢者を支える事は不可能です。

  • 介護士を飛躍的に増やす
  • 認知症自体を根絶する

そのどちらか、もしくはどちらも行わなければ日本の将来は不安でしかありません。

アルツハイマー病の研究を医療大国アメリカが閉ざしてしまった、というのは非常にショックな事実です。

しかしながらイギリスや日本では、その研究は成果を出しつつあります。

専門家によるアルツハイマー病の「治療」は、将来の日本を救う大きな手段の一つだと僕は思っています。

さらに「壊滅的な介護士不足」を解消できれば、少しは日本の将来に希望が持てます。

介護業界は僕の様に、40代もしくは50代でも転職可能な業界です。

40代男性が無資格・未経験で転職するなら介護業界しかあり得ない!三つの理由を現役介護士が語る – 介護士ベイベー

さらに「低所得」「低収入」と言われている介護業界でも、僕の様に「派遣」「夜勤専従」など「働き方」や「働く場所」を考えれば、ある程度の高収入を稼ぎ出すことも可能です。

今よりも多くの方が「日本の介護業界」に目を向ける事こそ、日本の将来を左右するもっとも重要な事だと僕は思っています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

日本とイギリスでは認知症の最大の原因である「アルツハイマー病」の研究が成果を出しつつあります。

しかし2025年

  • 日本の認知患者は700万人程度
  • イギリスの認知症患者は100万人程度

と予測されています。

日本とイギリスの総人口の差は2倍程度です。

いかに日本の「高齢化率」が異常なことかが分かるのでは無いでしょうか?

日本の高齢化率は「世界一位」です。

これから先の日本は、1年で130万人以上の人が亡くなってく時代に突入します。

そんな国は歴史上、存在したことがありません。

僕を含め、多くの日本人が今よりももっともっと「日本の将来」「日本の介護」について考えていかなくてはいけないと思います。

それは誰でもない「あなた自身」の問題でもあるからです。