看護助手

病院での「看護助手」の経験は介護福祉士受験の「実務経験3年」に該当する?該当しない?

こんにちは、現役介護士のさかもと ままる@mamaru0911です。

僕は43歳「無資格・未経験」で異業種から、介護福祉・医療の業界に転職して来ました。

現在はきらケアで「派遣夜勤専従介護士」として都内の有料老人ホームで働いています。

僕が今からちょうど3年前に「無資格・未経験」で介護業界に転職して、初めて経験した仕事は「看護助手」でした。

当時はネットでも「看護助手」の仕事に関する情報が少なく、事前知識が全く無いまま現場に入った事を懐かしく思い出します。

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この3年の間に、僕自身は「看護助手」から「夜勤専従介護士」「日勤介護士」などを経験して来ました。

そしてついに「介護福祉士」の資格取得に必要な「実務経験3年」が過ぎようとしています。

介護福祉士の受験資格に必要な「実務経験」ですが、介護施設等の「介護職」であれば特に問題ではありません。

しかし病院に勤務する「看護助手」の仕事となると「実務経験」にカウントされるのか?僕自身とても不安になりました。

さらにネットでもハッキリした情報が少ないので、この記事に僕自身のリアルな経験も踏まえてまとめておこうと思います。

この記事を読んでもらいたい人
  • 「看護助手」の仕事をしていて「介護福祉士」の国家試験を受けたいと思っている人
  • 「看護助手」の仕事が介護福祉士試験の受験資格の「実務経験」に含まれるのか知りたい人

看護助手の仕事とは?

僕が3年前に「無資格・未経験」で介護業界に転職した時、一番最初に就いたのが「夜勤専従」「看護助手」という仕事です。

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看護助手という仕事は、世間ではあまりなじみが無く僕自身もその時になって初めて知った職種でした。

「看護助手」の仕事とは書いて名のごとく「看護師の助手」がメインの仕事です。

介護福祉・医療の業界の仕事が全くの未経験だった僕は

ままる
ままる
無資格未経験で看護師の助手とか務まるの…?

と単純に不安になったことを鮮明に覚えています。

看護助手の仕事とは主に

  1. 病院内の医療機器などの消毒、清掃
  2. 居室や病院内の清掃業務
  3. 居室のシーツ交換、洗濯などのリネン周り

の3つです。

ままる
ままる
なるほど!これなら未経験者でも出来そうな仕事だね!

と思うのは早合点です。

実は「看護助手」の仕事は「基本は」上記の3つですが、務める病院や施設によって実は大きく変わるものなのです。

ちなみに僕が務めた都内の総合病院では、上記の3つの業務の他に

  1. 患者さんのコール対応
  2. 患者さんの排泄介助、尿破棄
  3. 患者さんのトイレ誘導

など「患者さんの体に直接関わる業務」も行って来ました。

※実はここが今日の記事の中で最大のポイントになってきます

「看護助手」という仕事は、大きく分けると上記の「清掃業務」と「身体介助」の2つに分けられ、働く場所によってどこまで仕事の領域になるのかまちまちな仕事なのです。

介護福祉士受験に必要な「実務経験3年」の謎

介護業界で唯一の国家資格「介護福祉士」

介護福祉士の資格を得る為には、福祉専門学校などの「学校卒業ルート」と僕の様に介護現場で働きながら実務経験を積む「実務ルート」の2つがあります。

10代20代の若い人であれば、学校で3年間学ぶと言う方法もありますが、僕の様な中高年になって専門学校に入って資格を取る、というのはあまり現実的ではありません。

多くの社会人転職組、特に僕と同じ様に「異業種」から転職してきた人にとっては「実務ルート」がやはり一般的だと思います。

しかしこの「実務ルート」で介護福祉士の資格を受験する場合、現在の規定では

  1. 「介護職員実務者研修」の資格取得者であること
  2. 「実務経験」3年以上であること

この2つの要件が揃って、初めて「介護福祉士の受験要項」を満たします。

つまり上記のどちらか一つでも欠けている人は、介護福祉士の国家試験を受験することが出来ません。

「介護職員実務者研修」の資格取得に関しては、お金を払ってスクールに通うことによって誰でも簡単に取得する事が可能です。

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しかし「実務経験3年」の要件を満たすことが、実は中々難しくてややこしいのです。

次の項で詳しく説明します。

看護助手は実務経験3年に含まれる?含まれない?

例えば、現在僕がしている職種である「派遣夜勤専従介護士」という仕事であれば、介護福祉士の国家試験を受ける為の要件「実務経験3年」に間違いなく合致します。

  1. 勤務先が「介護施設」などの介護を専門に行う事業所である
  2. 利用者の排泄や食事、入浴などの「直接介護」を業務として行っている

この二点が揃っていれば「実務経験3年」は確実にクリア出来ます。

しかし問題なのは「看護助手」という仕事の場合です。

看護助手として3年間、病院での実務経験を積んだ場合「介護福祉士」受験の要件を満たすのでしょうか?

ここがネットでもリアルでも、実は情報が錯綜していてハッキリしない点です。

今回は僕自身の経験を踏まえて次の項でご説明します。

僕が看護助手として働いた実務経験

僕自身、介護業界に初めて転職した時「無資格」「未経験」で都内の総合病院で「9ヶ月間」「夜勤専従看護助手」として働いていました。

その際の「9ヶ月間」が介護福祉士の「実務経験」としてカウントされるかどうかを、当時の派遣会社の担当者Aさんに聞くと

担当者A
担当者A
勤務先が「病院」で「介護施設」では無い為、実務経験には含まれません

と、ハッキリ説明を受けました。

その時の僕は

ままる
ままる
なるほど…残念だけどしょうがないか…

くらいにしか思いませんでした。

しかし…

あれから3年経ち、いよいよ来年の「介護福祉士」試験を受けようと派遣会社に「実務経験証明書」を書いて貰う為に連絡をすると、今回の担当者Bさんは

担当者
担当者
勤務先が「病院」ですが「身体介助」も業務として行っていたので「実務経験」にカウントされますよ!

と言って簡単に「実務経験証明書」を出してくれたではありませんか!?

施設(事業)種類は「病院」で職種(職名)は「介護職員」になっています。

  1. 「看護助手」の仕事は患者への「身体介助」を業務として行っていれば、介護福祉士受験の「実務経験3年」の要件を満たす
  2. 上記の場合「看護助手」の職種は「実務経験証明書」上は「介護職員」になる

このような明確な説明をしている、さらに具体的な証明をしている情報は、ネット上にあまりないばかりでなく、「実務経験証明書」を発行する「派遣会社」の担当者でさえ曖昧になっている、というのが現実です。

ままる
ままる
自分が看護助手の仕事をしていて「実務経験」に当てはまるかどうかは、派遣会社や事業所にしつこく聞かないとダメかも知れない…

まとめ

この記事で言いたかったこと

介護福祉士の受験要件「実務経験3年」は、勤務する場所が「病院」か?「介護施設」か?では無く「身体介助」を業務として行っていたか?そうで無いか?で決まる

僕の場合、まさかの派遣会社の担当者でさえ大きな「勘違い」をしていたこの問題、看護助手を長年やっていて「介護福祉士の資格が欲しいけど、看護助手は実務経験に入らないしなぁ…」と諦めている人が、実は結構多いのでは無いかと思います。

僕自身の経験でもある通り、実は「実務経験」にカウントされる場合もあるのです。

派遣会社や勤務する事業所に今一度問い合わせてみて下さい。

介護福祉士の国家資格が得られるはずなのに、とてももったいない場合もあるはずですからね。