介護福祉士

【実例紹介】介護福祉士資格取得でいくら給料が上がるのか?

こんにちは、現役介護福祉士のさかもと ままる@mamaru0911です。

現在YouTubeで介護関連の動画も配信しています。

動画の方が分かりやすい話も多いので、是非ご覧ください!

以前はIT関係の会社を自身で起業し経営していましたが、43歳の時「無資格・未経験」で介護業界に転職し、以来「派遣介護士」として介護職をしています。

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2020年1月に行われた「第32回介護福祉士国家試験」に無事合格し、現在は介護福祉士として有料老人ホームの派遣夜勤専従として働いています。

先日無事に「介護福祉士」になった僕ですが、実際に介護福祉士の資格を取得すると

いくら給料が上がるのか?収入が増えるのか?

が気になっている方は多いと思います。

そんな方の為に、今日は実際に「派遣介護士」として働く僕自身が、介護福祉士の資格取得によっていくら収入が増えたかについて書いてみようと思います。

介護福祉士資格取得でいくら給料が上がるのか?

派遣夜勤専従として働いている僕の場合ですが、介護福祉士を取得する前の「介護職員実務者研修」の資格保有時よりも、日給で2,000円、月給で20,000円ほど収入、給料が上がりました。

年収にすると25万円ほどのアップになります。

以前の記事で書きましたが、介護福祉士の受験に関わる総費用は「約10万円」ですので、介護福祉士の資格を取得すれば、その掛かったコストは1年で楽々回収できるといった感じです。

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結論から言えば、

「介護福祉士の国家資格を取得すれば、それ以前より収入、給料は上がる」

と言えると思います。

しかし重要なのは、その「上がり幅」です。

働き方や働く場所によって、その上がり幅は変わります。

僕自身がみじかで知った例を踏まえて、事項詳しくで説明します。

働き方によって介護福祉士の資格取得後の収入の上がり幅は違う

まずは「働き方」に着目します。

僕は「派遣介護士」として働いて来ましたが、介護職として働く上でまず選択に迫られるのが、

派遣で働くのか?正社員(常勤)として働くのか?

です。(他にパートやアルバイトなどの働き方もありますが今回は割愛します)

派遣と正社員とでは、その従事する年数によって稼げるそう収入は変わります。

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僕のように40代50代の中高年から介護業界に転職するような人は、トータル収入でも派遣で働く方が多く稼げると思います。

派遣で働くにせよ、正社員で働くにせよ「介護福祉士」の資格手当はその働く場所によってまちまちです。

派遣の場合、働き方にもよりますが僕のように月給にすると二万円ほど上がる場合も少なくありません。

しかし都内正社員の場合、月給で一万円程度、もしくは5千円程度の手当しかつかないのが普通です。

そういった意味では、介護福祉士の資格取得で直接的な恩恵を受けやすいのは「派遣」と言う働き方だと僕は思います。

働く場所も収入アップにはとても重要

では「派遣介護士」として働けば、どこの派遣会社に登録しても一律に「介護福祉士手当」が付くのかと言うと、実はそうではありません。

一部の派遣会社では「初任者研修」「実務者研修」「介護福祉士」とどの資格保有者でも、派遣の日給、月給は変化なし、と言う会社も実在します。(特にベースの給料が高い訳ではありません)

せっかく時間とコストを掛けて「介護福祉士」の国家資格を取得しても、それが評価されないのは辛いですよね?

一概には言えませんが、僕が働くきらケアのような大手の介護派遣会社では、その手当の金額に差はあれど資格取得者にはしっかりと手当をつけてくれる傾向があります。

派遣介護を始める時、この辺りの「資格手当」に関しては、登録する派遣会社にしっかりと確認をすることが大切です。

介護福祉士10年勤務で処遇改善制度が受けられる?

上記では「正社員より派遣の方が、収入が直接的に上がりやすい」と書きましたが、実は正社員という働き方でも、介護福祉士の資格取得後に収入が大きく上がるチャンスがあります。

それが2019年10月から始まった「処遇改善制度」です。

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介護福祉士の資格を取得し、長期にわたって介護職に従事した人に適応される制度ですが、現在のところあまり身の回りで機能しているようには見えません。

しかしこの先、介護業界の人手不足はさらに加速していくことが予想される時代なので、正社員として介護福祉士の資格を利用して働くことは、自身の収入を着実に上げていく有効な手段であると思います。

派遣介護士ではなく「正社員介護士」「常勤介護士」としての転職なら、断然「きらケア 正社員」が優良案件の数、丁寧なコンサルタントのフォローも含めておすすめです。

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正社員介護士への転職なら「きらケア介護求人」5つの圧倒的メリットを紹介こんにちは、現役介護士のさかもと ままる@mamaru0911です。 僕は43歳「無資格・未経験」で異業種から、介護福祉・医療の業...

まとめ

いかがでしたでしょうか?

僕自身は「介護福祉士」の国家資格を取得して月給が2万円増えました。

以前と同じ職場で、同じ仕事をしていて月給に差が出るのは、これぞ資格取得の大きな力だと実感しています。

もちろん「介護福祉士」の国家資格は、自分の収入を上げる為だけのものではありません。

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金銭的なメリット以上に、得られることも多い「介護福祉士」の資格。

ぜひ介護職に従事している方、これから介護業界に転職を考えている方には取得を目指してもらいたいと思います。