介護福祉士

介護福祉士国家資格を取得するまでに掛かる費用は?|合格した現役介護士が説明します

こんにちは、現役介護士のさかもと ままる@mamaru0911です。

現在YouTubeで介護関連の動画も配信しています。

動画の方が分かりやすい話も多いので、是非ご覧ください!

僕は今年行われた「第32回介護福祉士国家試験」に合格しました。

【46歳で一発合格】40代50代の中高年が働きながら取れるおすすめ国家資格こんにちは、現役介護士のさかもと ままる@mamaru0911です。 現在YouTubeで介護関連の動画も配信しています。 ...

43歳「無資格、未経験」で介護業界に転職し、介護職として働きながら「介護福祉士」と言う国家資格を無事一発で取得することが出来ました。

異業種からこれから介護職に転職しようと考えている人、現在介護職として働いていて、将来的に「介護福祉士」の国家資格を取得しようと思っている人が気になるのが、その取得費用ではないでしょうか?

今日は実際に僕自身が「介護福祉士」国家資格を取得するまでに掛かった費用をまとめてみました。

これから資格を取得しようと思っている方の参考になれば嬉しいです。

介護福祉士国家資格を取得するまでに掛かる費用

介護福祉士の国家資格を取得するには「学校で学ぶルート」と「実務経験ルート」の大きく二つがあります。

僕のように40代や50代で転職される方の多くは「実務経験ルート」が一般的です。

僕自身も「実務経験ルート」で介護福祉士の資格を取得しました。

詳しくはこちらの記事に書いてあります。

「介護職なら迷わず取りなさい」僕が介護福祉士の資格を取る理由こんにちは、現役介護士のさかもと ままる@mamaru0911です。 現在YouTubeで介護関連の動画も配信しています。 ...

実務経験ルートで介護福祉士を取得した僕の場合、資格取得に掛かった総額は

92,620円

でした。

その内訳を次項で詳しく解説します。

介護福祉士資格取得に掛かる費用の内訳

介護福祉士資格に掛かるお金
  1. 介護職員実務者研修     6,5000円(都内スクール)
  2. 介護福祉士国家試験受験費用 15,300円
  3. 介護福祉士国家資格登録費用 12,320円(登録免許税9,000円+登録手数料3,320円)

合計 92,620円

②と③は基本的に年度によって決まっているので一律です。(受験の際はその年の公益財団法人 社会福祉振興・試験センターのアナウンスを確認して下さい)

人によって資格取得のお金に差が出るのは「介護職員実務者研修」の講座料金です。

実務者研修は厚生労働省のアナウンスを都道府県が管理した「民間のスクール」で実施するため、通うスクールによって金額がまちまちです。

僕が調べた時は東京都内のスクールで、高いところは10万円前後、安い所は5万円前後で実施していました。

通いやすさやスクールのスケジュールを見て自分に合った場所を選ぶ必要があります。

また僕が登録してるきらケアのような派遣会社では、条件を満たしている人にこの「介護職員実務者研修」の費用を全額負担するような制度を行なっています。

介護派遣会社に登録している人は、資格取得の前に一度相談してみる事をお勧めします。

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実際に介護福祉士の国家資格を取得して変わった事

僕はこの春に「介護福祉士」になりました。

それ以前は民間の資格「介護職員実務者研修」が保有資格でしたが、やはり国家資格の影響は実際の仕事についても大いに役に立ちます。

介護福祉士になって変わった事
  1. 給料が変わった
  2. 職場での同僚や上司の見る目が変わった
  3. 社会的な立場が変わった

①給料が変わった

例年だと3月後半に合格発表が行われ、合格通知がすぐに家に届きます。

そこで「介護福祉士国家資格」の登録料を収めると一月ほどで「登録証」が郵送されてきます。

僕の場合、その登録証を派遣会社に提出するだけで給料が上がります。

「実務者研修」の給料から「介護福祉士」の給料に上がると言うわけです。

具体的に言うと、僕は夜勤専従で働いているので「時給」ではなく「日給」ですが、日給が二千円ほど上がります。

月に10回ほどの勤務ですから、月給にすると20,000円ほどアップします。

今までと全く同じ仕事をしていて年収20万円以上上がるのは、さすが国家資格と言えると思います。

【実例紹介】介護福祉士資格取得でいくら給料が上がるのか?こんにちは、現役介護福祉士のさかもと ままる@mamaru0911です。 現在YouTubeで介護関連の動画も配信しています。...

②職場での同僚や上司の見る目が変わった

僕の働く職場ではもちろん「介護福祉士」の資格所有者はたくさんいます。

しかしまだまだ数は少ないのが現状です。

今回の試験での合格を施設長に報告すると、あっという間に施設内で「介護福祉士おめでとう!」のムードになってしまいました笑

今までと働く人も仕事内容も変わらないのですが、どこか頼られたり信頼されるシーンが増えたように思います。

このあたりも国家資格の効力は絶大です。

③社会的な立場が変わった

介護福祉士の国家資格を取得する以前は、「どんなお仕事をされているのですか?」と聞かれると「介護職です」としか答えられませんでした。

しかし「介護福祉士です」と言えるようになると、世間の目は確実に変わります。

例えば賃貸マンションの契約時など、大家さんに職種を報告する時などは顕著です。

「国家資格所有者」「有資格者」と言うのは、自分で思っている以上に世間から評価されることがあると言う事を知ってもらいたいです。

まとめ

介護福祉士の国家資格を取得する場合、合計で10万円ほどの費用、お金が掛かります。

しかしこのコストは、僕にとって決して高いものでは無いと思っています。

現に資格取得後は、毎月2万円ほどの賃金が上がるので約5ヶ月でコストは回収し、その後はずっと利益が出るイメージです。

重ねて書きますが、介護福祉士は介護職で唯一の国家資格です。

是非、取得を検討してみてはいかがでしょうか?

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