こんにちは、現役介護士のさかもと ままる@mamaru0911です。
僕は43歳「無資格・未経験」で異業種から、介護福祉・医療の業界に転職して来ました。
現在は介護業界で今最も勢いのある介護派遣会社であり、トップクラスの高単価案件を豊富に持つ、コンプライアンスもしっかりとした優良派遣会社きらケアで「夜勤専従介護士」として、またカイゴジョブで紹介してもらった「日勤パート介護士」としてWワークをしています。
現在は介護職だけで、月収40万円以上稼いでいます。
※僕が未経験で登録した介護派遣会社はベネッセMCMでしたが、現在ではきらケアに介護派遣会社を変更しています。僕が介護派遣会社を移った理由に関してはこちらの記事を読んでみて下さい。
https://www.kaigoshibaby.com/entry/goodbye-mcm
派遣介護士ではなく「正社員介護士」「常勤介護士」としての転職なら、断然「きらケア 正社員」がおすすめです!
(ここから過去記事↓)
おかげさまで当ブログ「介護士ベイベー」は日々多くの方に読まれています。
そんな読者からのお問い合わせも数多く頂きますが、先日頂いた中で
というご質問を頂きました。
今日は実際に当ブログの読者から頂いたメールを、ご本人に許可を頂き転載しそれに回答するスタイルで書きたいと思います。
上京して介護職で稼ぎたい
今回当ブログにご質問を頂いたのは、現在地方にお住まいの元木さん(仮名)です。
こちらのような記事を読んで頂けたのではないかと思います。
ご質問内容を一部メールから抜粋します。
題名: お金を貯めるために、東京(都内)で介護ヘルパーをしようと考えております(ブランク年数あり)
メッセージ本文:
さかもと ままる様
ブログを拝見させて頂き質問メールさせて頂きました。<(_ _)>
突然のメール失礼いたします。
はじめまして、元木(仮名)と申します。
僕は現在36歳の男性です。
今年(2018年)の12月に地方から東京へ出てくる予定であります。
(原文のまま)
元木さんは上京して、ある国家資格を取得し「介護以外」の仕事をする為に上京予定です。
その為に学費や生活費を、まずは都内で半年ほど集中して「介護職」で働いて貯蓄したいということです。
元木さんは都内での介護職「夜勤専従」で、
と言う所を不安視しているようです。
またお問い合わせメールの中で
僕の経歴ですが、30歳から32歳の2年間は、グーループホームで夜勤専属の介護ヘルパーとして働いておりました。(正社員として:ホームヘルパー2級持ち:入浴介助以外の事は大抵出来ます:要介護5の方の介護も可能です)
ただ、勤めていたグループホームの給料の安さ(夜勤専属で手取り約15万円)と人間関係の悪さ、女性職員や看護婦に見下される毎日など、悩みが多く、介護ヘルパーという職自体を辞めてしまいました。
(原文のまま)
という介護職への「トラウマ」も告白されています。
順を追って元木さんの不安について回答していきたいと思います。
いきなり上京して介護職で月収25万円を稼ぐ事は可能か?
結論から言えば
特に相談者である元木さんの場合、ブランクはあるものの
- 30歳から32歳の2年間は、グーループホームで夜勤専属の介護ヘルパーとして働いていた
- ヘルパー2級の資格を所持している
- 正社員として働いていた経験がある
- 年齢は36歳と僕より全然若い
という素晴らしい経歴を持たれています。
ご本人は「ブランクがあって心配…」とおっしゃっていますが、僕の場合
- 「無資格」「未経験」のまったくの素人
- 当然介護施設での勤務経験ゼロ
- 年齢は43歳
という状態でも介護派遣会社で紹介してもらった「夜勤専従看護助手」の仕事で、手取り月収20万円以上稼いでいました。
それを考えると、元木さんの経歴があれば都内で働けない介護施設は「まず無い」と言い切れます。
むしろ圧倒的に人手不足の介護業界では、元木さんのような経歴の持ち主はどこの介護現場でも「喉から手が出るくらい」欲しがっています。
元木さんは「夜勤専従介護士」として都内で25万〜30万円稼ぎたいという希望があるそうですが、派遣会社さえ間違えなければその位の金額は稼げるはずです。
以前の介護職で負ったトラウマは克服出来るのか?
元木さんから頂いたメールの中で
また、せっかく希望を持ち、介護業界へ就職(転職)しても、ブラックな事業所(正社員でも手取り14、15万円の低賃金、処遇改善手当をピンハネする経営者、処遇改善手当が、毎月もらえない、特養でも無いのに要介護者4、5が当たり前な施設…人間関係が悪い、など)に入り、介護が嫌いになってしまう人も多いかと思います。
志を持って介護に就職した人が、すぐに辞めてしまわない様に、、介護の職場でブラックな事業所とホワイトな事業所(または職場:特養かデイかグループか…)を見分けるコツなどあれば、合わせて記事内でご回答頂ければ幸いです。
(原文のまま)
というような内容も書いておられます。
元木さんが以前就いた介護職で経験されたことは、まさに世間のイメージに近い
- 3K(もしくは4K)
- ブラック
そのものなんだと思います。
しかし僕は43歳「無資格」「未経験」で介護業界に飛び込みましたが、介護職についてそのような「負のイメージ」はひとつも持っていません。
その最大の理由は
- 都内又は都内近郊で働いている
- 派遣介護士として働いている
この二つに尽きます。
都内や都内近郊(埼玉県、神奈川県、千葉県)には、介護職として働く介護施設がそれこそ星の数ほど存在します。
派遣介護士の契約期間は概ね「2ヶ月」です。
どうしてもその施設が嫌なら、すぐに次の施設に移動する事が「派遣介護士」という働き方であれば可能なのです。
また元木さんが介護職を経験したのは「富山県」とのことでした。
これは介護職に限ったことではありませんが、人間は働く場所(候補)が少なくなれば少なくなるほど、今現状の職場に固執する様になります。
つまり地方に行けば行くほど「人材の流動性」は無くなっていきます。
そうなると「今いる職場」で自分の居場所を確保しようと、既存で長く働いている人が新しく入って来た人材を「いじめる」という現象が起こります。
犬や猫が自分の「縄張り」を固辞するように、人間もまた似た様な行動を起こす物です。
しかし都内近郊の介護施設のように「働く場所(候補)が数多ある」環境では人間はどうなるでしょうか?
都内近郊の介護施設で「いじめ」や「嫌がらせ」が全くないとは言いませんが、少なくとも地方のそれとは大きく違う物です。
ましてや派遣介護士になれば、2ヶ月間の最初の契約期間で他の施設に移動する人も大勢います。
その為施設の介護士や看護師も、頻繁に入れ替わる人材にいちいち「嫌がらせ」をしている暇が無いのです。
これが東京のパワーです。
「人材の流動性」を考えた場合、やはり都内近郊での介護職は地方のそれとは全く違った物になると思って良いと思います。
都内近郊で「派遣介護士」として働いてみれば、元木さんの負った介護職での「トラウマ」も解決出来るに違いありません。
上京して派遣介護士として働くコツ
では具体的に元木さんが、上京して月収25万円〜30万円稼ぐ「派遣介護士」になる「コツ」を教えます。
元木さんはメールの中で
東京(都内)で働く場合、介護ヘルパーとして月収25万円以上は欲しい所です。(欲を言えばフル勤務で働き、月収30万円は欲しいです)
その様な条件(短期的にお金を貯めたい。稼ぐ事が目的の場合)東京では、どの職場(特養、グーループホーム、デイサービス等)が、ベストでしょうか?
このように書いています。
しかし介護職で「稼ぐ」には、
特養かグループホームかデイサービスか?
というような業種を気にするのでは無く、ずばり
良い派遣会社を選ぶこと
が重要です。
優良な派遣会社が抱える案件先では、そこが特養であれデイサービスであれ一定の水準で「良い施設」である可能性は高いです。
逆にブラックな「派遣会社」に登録してしまうと、派遣先も一流派遣会社が派遣を断る様な「ブラック」な施設ばかりが登録されている物です。
しかしいかに「優良な」派遣会社であっても持っている派遣先から常に求人が出ている訳ではありません。
時期やタイミングによって、どんなに「優良」な派遣会社であっても「働きやすくて」「単価が高い」派遣先を紹介出来ない場合もあります。
そこでおすすめなのが
優良な介護専門派遣会社に二社同時登録する
という作戦です。
一般的なビジネスの世界で「あいみつを取る」という言葉をご存知でしょうか?
例えば建設会社が、建設材料である「セメント」を仕入れようとしたとき、新規の取引先「一社だけ」から見積もりを取って、そこからいっぺんに仕入れる、なんて事は絶対にしません。
必ず「二社以上」のセメント卸売業者から「相見積もり(あいみつ)」を取って、一番安い所から仕入れるのが一般的な手法です。
飲食業であれアパレルであれこの「あいみつ」は一般ビジネス上の「常識」です。
なので我々「派遣介護士」もこの「あいみつ」を取るのが、自分が一番得をする(損しない)戦略なのです。
「優良」と思われる介護派遣会社に「二社同時登録」し、双方で同じ条件、例えば
- 夜勤専従で単価はなるべく高いところ
- 休憩は90分以上のところ
- 自宅から一時間圏内のところ
などを指定し、勤務可能な介護施設のリストをもらいます。
最終的には、より条件の良い介護施設に派遣してくれる派遣会社で働くということです。
実際にこの作戦を使うと、同じ介護施設の夜勤専従でも派遣会社によって「単価」が違うところが分かったりする場合もあります。
諸条件はもちろん少ない方が「勤務候補地」は多数出て来ます。しかし最初は妥協せず自分希望を素直に出してみると良いと思います。
https://www.kaigoshibaby.com/entry/consultant
僕がおすすめする優良介護派遣会社
最後に僕が全力でおすすめする、都内で介護職として働く時に絶対に登録した方が良い派遣会社を二社ご紹介します。
もちろんどちらの派遣会社も登録は完全無料です。
二社とも僕自身が実際に登録している派遣会社なので、自信を持っておすすめ出来ます。
介護業界、派遣介護士として働く以上、登録している派遣会社は最も重要な要素です。
僕が現在働いている介護業界最大手のひとつきらケア派遣は、業界トップクラスの案件を多数抱えコンプライアンスもしっかりしている安心の優良派遣会社です。
福利厚生もしっかりしていて、働きやすくしかも高単価の現場を専任のコンサルタントが紹介してくれますので、介護業界が初めての方でも安心です。
「きらケア」に登録すると、介護職の入門資格「介護職員初任者研修」をなんと無料で取得出来る制度も利用出来ます。
僕自身10万円ほど自腹で払って取得した資格なので、これから介護職に転職しようと思っている方には最適だと思います。
さらに、きらケアでは他の介護派遣会社には無い「給料前払い」「前借り」制度があります。
- 週払いでお金が欲しい
- 日払いですぐにでもお金が欲しい
という人にも対応してくれる制度まで整っています。
時給1,700円以上の介護施設求人や、夜勤単価30,000円以上の高額な案件がたくさんある業界でもトップレベルの派遣会社です。
介護系でよくあるブラック介護事業所のような「釣り求人」は一切ありません。
きらケアは現在非常に早いスピードでそのエリアを展開中です。2019年現在では
東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、愛知県、静岡県、大阪府、京都府、奈良県、兵庫県、広島県、北海道、宮城県、福岡県
が対応エリアになっていますが、ご自分のお住まいの地域が対応エリア外になっていても、一度きらケアに問い合わせてみたら良いと思います。「先月までは対応外でも今月になったら対応していた」なんてことがある位、きらケアの事業拡大の勢いは凄まじいのです。
※上記の公式HPに登録後、通常1~3営業日以内に、本人確認の電話がフリーダイヤルから掛かって来ます。この電話に応答してからが介護転職の始まりになりますので必ず出る様にしましょう。
きらケア派遣では、専任のコンサルタントが丁寧にキャリアプランに乗ってくれるので、安心して任せられる超おすすめな会社です。収入やシフトも含めて、自分が働きやすい施設をマッチングしてくれるので、転職初心者でも安心して任せられます。
また「安定」「安心」を求める方で「正社員介護士」「常勤介護士」として転職したい、という方には「きらケア 正社員」がおすすめです。
きらケアならではの「高収入求人案件」「非公開求人案件」が満載の正社員介護士への転職に間違いないサイトです。
公式ホームページ上には、月収30万円以上の正社員介護士求人案件が複数提示されています。
特に東京や首都圏では「派遣介護士」だけではなく「正社員介護士」も収入、待遇共に納得出来る求人案件が豊富です。
介護求人会社に伝えるべき「条件」はこんな記事も参考にしてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今日はお問い合わせのメールを頂いた「元木さん」の質問に関して、回答する形式で記事を書きました。
全国では元木さんのように
そう思っている人が大勢いるはずです。
しかし情報の少なさも手伝って「希望」よりも「不安」が多くて、それを実践出来ない人が圧倒的に多いのが現実だと思います。
「地方の介護職で感じるイメージ」や「世間の介護職へのイメージ」は、都内近郊で「派遣介護士」として働けば、ほとんどが払拭出来る物だと僕は思っています。
都内近郊で「介護職で本気でお金だけを稼ぎたい!」と思えば、この記事のように「介護職で禁断の裏技」を使って、月収50万円以上稼ぐ事も可能ですが、体を壊すので僕はおすすめしません…
元木さんが上京する理由は「介護職で食べていきたい」では無く、別の「夢」や「目標」の為に「半年間だけ」介護職で稼ぐ、というものです。
僕自身はその「半年間」だけでも、充分日本の介護業界の力になると思っています。
2025年全国で38万人の介護士が不足する
特に東京を中心とする首都圏では、現状介護士の数が圧倒的に足りていません。
元木さんのように「有資格者」で「キャリア」もあるような人材が、何もしなければゼロでしかありません。
しかし「半年間だけ」でも介護業界で働いてくれれば、それは1にも2にも介護業界全体の為の力になります。
という元木さんの行動が、元木さん自身だけでなく日本の介護業界の為にもなるのです。
是非元木さんには、上京して派遣介護士としてガッチリ稼いで、本来の「夢」と「希望」を叶えて欲しいと切に願っています。
このブログでは元木さんのように全国の介護職に興味のある方からのメールをお待ちしています。