こんにちは、現役介護福祉士のさかもと ままる@mamaru0911です。
現在YouTubeで介護関連の動画も配信しています。
動画の方が分かりやすい話も多いので、是非ご覧ください!
以前はIT関係の会社を自身で起業し経営していましたが、43歳の時「無資格・未経験」で介護業界に転職し、現在は介護業界で今最も勢いのある介護派遣会社であり、トップクラスの高単価案件を豊富に持つ、コンプライアンスもしっかりとした優良派遣会社きらケアで「夜勤専従介護士」として働いています。
2020年1月に行われた「第32回介護福祉士国家試験」に無事合格し、現在は介護福祉士として有料老人ホームの派遣夜勤専従として働いています。
この記事を書いている2020年4月22日現在、世界中で「新型コロナウィルス」の感染拡大は留まるところを知りません。
「不要不急の外出自粛」
のよって、世界経済は未曾有の大ダメージを負っています。
たったひと月程でも、これほど経済活動が停滞した経験はおそらく我々にとって初めての経験だと思います。
この先予想されるのは
大量の失業者
です。
アメリカでは3月中旬から今日までに、2000万件近い失業保険の申請が出されています。
これは日本にとって「対岸の火事」ではなく。今後日本にその波が来るのは確実と言っていいと思います。
特に20代30代の人であれば、新型コロナウィルスの収束後に再就職は見つかるかも知れません。
しかしコロナ以前でも厳しかった「40代50代以上の中高年の再就職」はもはや絶望的に難しいと思います。
「新型コロナウィルスの影響によって失業してしまった。再就職先を一日でも早く探したい」
今日の記事はそんな方に是非読んで頂きたいと思います。
目次
新型コロナウィルスの影響で失業した40代50代の中高年こそ介護業界に再就職するべき3つの理由
新型コロナウィルスの影響で失業してしまい、1日でも早く再就職がしたい人が選ぶべき業界はズバリ
介護業界です。
僕は今まで「中高年の転職、再就職には介護業界が最適だ」という記事をたくさん書いてきました。
ただでさえ難しい40代50代以上の中高年の再就職は、介護業界が最適なのです。
特に新型コロナウィルスの感染拡大によって、未曾有の経済的ダメージを負った今後は、ますます介護業界への再就職が現実的だと思います。
その大きな3つの理由を書いていきます。
コロナの影響で失業した中高年が介護業界に再就職するべき理由①
【介護業界の圧倒的な人手不足】
介護業界は圧倒的な人手不足に悩まされています。
日本は世界第一位の「超超高齢化社会」に足を踏み入れています。
- 2025年には全国で700万人以上の認知症患者で溢れます。
- 2025年にはその認知症患者をケアする介護職が55万人ショートすると厚労省が発表しています。
一年間に130万人以上の人が死んでいく国は、人類の歴史上存在したことがありません。
日本でこの先の未来、最も必要とされるのは「介護職」を含めた医療従事者です。
新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、メディアでは連日「医療崩壊」という言葉が報道されていますが、介護業界をはじめ「万年人手不足」の介護福祉医療の業界では、コロナ以前から「医療崩壊」寸前の状態でした。
今後の日本の人口推移を見ても、必要とされる職種はこの業界なのです。
コロナで失業した日本中の失業者が増えるのは目に見えています。
仮に失業率10%になったとすると、推定600万人の人々が職を失うわけです。
そのうちの1割の人が、介護業界に転職、再就職してくれれば数字上は日本の介護業界を支えて行けるギリギリの数字になるはずなのです。
コロナの影響で失業した中高年が介護業界に再就職するべき理由②
【無資格・未経験でも再就職できる】
僕は43歳の時「無資格・未経験」で介護業界に転職しました。
介護福祉医療の業界と聞くと「資格が必要なのでは?」と思いがちですが、実はこの業界は業種によっては「無資格」で始められます。
僕自身、一番最初に転職した先は病院勤務の「看護助手」という業種でした。
「看護助手」から「介護職員初任者研修」の資格をとり「介護職」へキャリアアップ。
その後「介護職員実務者研修」を取得し、2020年1月の「介護福祉士国家試験」を受験し見事一発合格して、現在は「介護福祉士」として働いています。
コロナ以前でも「40代50代以上の中高年」が「無資格・未経験」で転職や再就職できる異業種、業界などほとんどありませんでした。
このような時代になればなるほど、難しいのは当たり前の話です。
しかし介護業界であれば、経験のある無しに関わらず就職することは可能ですし、介護業界の中で僕のように資格を取得しキャリアアップしていくことも充分可能なのです。
コロナの影響で失業した中高年が介護業界に再就職するべき理由③
【一般経済の限界が来ている日本】
今回の新型コロナウィルスの影響により、少し前まで考えもできなかった世の中に変貌してしまいました。
外出自粛により、街や電車からは人影が消え、多くの経済活動が「停止」している状態です。
特に「飲食業」ホテルなどの「観光業」は一番先にその影響を受けています。
そもそもコロナ以前でも、実は日本の一般経済は「限界に来ている」と僕自身は思っていました。
急に今のような時代になって益々痛感するのが「人間はこれ以上無駄なものは必要としない」という事です。
人間は「衣食住」が基本欲求ですが、実は世の中は「無駄なもの」で溢れすぎていました。
例えば「洋服」
基本的には温かさや寒さに耐えられるものであれば充分なはずですが、文化の発達によって「かわいい」「かっこいい」「着心地がいい」「ブランド価値がある満足感」など、本来の「洋服」の機能や必要性を超えた「価値」を人間は生み出してきました。
その「価値」こそ現代の「経済」そのものなんですね。
一見無駄に見えるものでも、それを生産し販売していく事こそ人類の「経済活動」の本質だと僕は思います。
しかし世の中にものが溢れすぎ、さすがにこれ以上「無駄なもの」は必要にならない時代になっているのは、自粛生活が長引けば長引くほど感じる事だと思います。
自分の仕事や未来が不安な中で、ブランド物の洋服を買おうと思う人は少ないのでは無いでしょうか?
極端な例ですが、実はコロナ以前もこういった「経済の限界」あちこちの業界で感じられたのです。
それとは対照的なのが介護福祉医療の業界です。
この業界は今後益々必要になり「無駄なもの」の生産ではなく「絶対に必要なもの」を担う事になります。
そのような理由で、今回新型コロナウィルスの影響で失業してしまった方は、一般の経済を生み出す業界に再就職するよりも、介護業界に再就職した方がよほど時代に沿った選択だと僕自身は強く思うのです。
介護業界が万年人手不足である最大の理由
コロナ以前より「万年人手不足」である介護業界。
その最大の理由は
世間のイメージ
だと僕は思います。
「キツイ」「汚い」「危険」「給料安い」の3Kどころか4Kと世間で思われている介護職ですが、僕自身実際にこの仕事をしてみて、世間のイメージとかけ離れている部分も多いと痛感しています。
収入に関しても「働き方」「働く場所」をよく考えることによって、そこまでの低収入というわけではありません。
重ねて書きますが、介護業界は今後の日本にとって「最も必要な職種の一つ」に間違いなくなります。
介護業界に多くの人材が一気に流入するチャンスは、今後の時代でも難しいと僕は感じていました。
しかし今回の「新型コロナウォルス」による影響によって、逆に言い換えるとチャンスが訪れたと思っています。
確かに今日現在の日本や世界の状況は非常に厳しいです。
しかしこの「ピンチをチャンスに変える」ことが出来れば、日本全体にとって有益なのでは無いでしょうか?
ちなみにですが今日現在、僕自身は介護派遣をコロナが理由で切られるようなことはありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事を読まれている方は、すでに失業して生活が逼迫している方もいるのでは無いかと思います。
介護業界では「無資格・未経験」でもすぐに働き始められる求人が山のようにあります。
また40代50代でも「正社員」としての雇用も当たり前のようにあります。
僕のような派遣介護士ではなく「正社員介護士」「常勤介護士」としての転職なら、断然「きらケア 正社員」が優良案件の数、丁寧なコンサルタントのフォローも含めておすすめです。
先が見えない不安な日々が続きます。
しかし不安だからといって、震えながら何もしなければその人に何の変化もありません。
こんな時代だからこそ、自分自身で行動できる人だけが生き残ることが出来ます。
失業してしまった人は確かに大きな痛手を負ったことだと思います。
しかしその現状を踏まえて、自分自身の未来のために一歩を踏み出してみることが必要なのでは無いでしょうか?